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2012.3.26 05:00 SankeiBIZ

前回は「しゃべり過ぎ」の通訳、「省略が多い」通訳は要注意だと指摘した。もう1つ、注意しなければならないのは、「聞き返さない」通訳である。

 わからない単語や聞き取れない言葉があったとき、それを飛ばしてしまったり、ごまかしたりする通訳がいる。あるいは自分勝手に解釈したりする。

 「聞き返すことが恥ずかしい」とか、「メンツに関わる」と考えているのだろう。だが、そんなことではまともな通訳ができるわけがない。わからない内容を聞き返さない通訳は要注意だ。

 従って、通訳を選ぶときのチェックポイントの1つは、わからない言葉があった場合に「聞き返し」をするかどうかである。わからない言葉や理解が難しい専門性の高い内容があったときにきちんと「聞き返し」ができるかどうか。

 これは通訳の資質の問題である。通訳としての自覚と責任感、さらには人間性にも関わってくる。

 「聞き返し」ができる通訳はクライアントに大きな安心感を与える。どんなに語学力が優れていてもクライアントに不安な気持ちを与えるような通訳は「プロとして失格」である。

 また、次のような点もチェックしたい。第1に、話し手が話しているときにちゃんとメモを取っているかどうか。メモも取らないような通訳は要注意である。

 第2に、話し手の話がつい長くなってしまったときに、通訳は話し手に対して声をかけて訳すべきポイントの確認をする必要があるが、それができるどうか。

 時には通訳が話し手の話を遮ってしまうこともあるかもしれない。しかし、これは逐次通訳をする上で重要なポイントだ。

 第3に、自分の意見と、訳すべき内容の区別がきちんとできているか。勝手な解釈をしたり、自分の意見を交えて訳したりする通訳もいるので要注意である。

 もう1つ付け加えれば、クライアントに対する配慮や気配りができること。これがよい通訳といえるだろう。

 以上の点を、ぜひ通訳を選ぶときの基準にしていただきたい。通訳を選ぶ基準は決して語学力だけではない。

 そして、もし同じ地域に出張することが多い場合は、毎回指名する通訳を決めておくことをお勧めする。安心して仕事が任せられる通訳は中国ビジネスでの力強い「戦力」となるからだ。

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前回のブログで紹介した記事の続きである。
「聞き返し」ができる通訳者が大事だとある。
確かに通訳に限らず、私も「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と知りながらもなかなか相手に聞き返すことができないことが多い。
メモも然りである。
まさに通訳者の技能ではなく人間性の問題だ。
私も肝に銘じて行動したい。

By MT

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